2012年3月15日木曜日

こんなの考えてみた(超長いよ)。

(株)任天堂のNINTENDO3DSの、ARカードを使ったゲームソフトで、こんな感じのモノを考えてみました。
タイトルは、「触(さわ)れないけどソコにいる」。とかそんな感じです。
ARというのは「誇張現実」という意味で、主にカメラなんかで撮影した「実際」の映像にCGを重ねたりする技術で、「仮想現実(バーチャル・リアリティ)」の対ですね要するに。

 で、僕が考えたのはどんなのかというと、簡単に言うと、「3DSを通して現実世界を見ると、そこにCGキャラクターがいる」というものです。いやまあARカードのゲームだってそもそもそういったモノなんですが、僕のはどの辺に違いがあるかというと、

まず、ARカードを中心にして、3DS本体に「今現在、どこに自分がいるか」を読み取らせます。
そして、「ARカードを中心とした半径★Mの世界内の、今プレイヤーはどこにいて、どこを向いている」という状況が3DS内で存在することになります。この状況(ていうか世界?)はもちろん「3DSに読み取られた現実世界」なのですが、「キャラクター」がその状況には追加されているのです(上図)。

3DSは、プレイヤーがどこに居て、どこを向いているのかを常時確認しています。
プレイヤーが見ている画面には、カメラが撮影している目の前の景色が映像として広がっています。しかしそれは、正確には100%の「現実世界」は映されてません。
何故なら、そこには「現実ならざる者」が「居ること」になっているからです。

なので、振り返ってみると(上図)・・・・・・・・。



「よっ!(-_-)/」
 ・・・・・・・・。
問題は「方角」を読み取るにはどうするのかですが、
とにかく。
まあこんなキャラが出るゲームが発売された日にゃぁ、ソフト作った会社ブッ潰されますね。物理的に。

とはいえ、これがカワイイ女の子だった場合には話は別でしょう。3DSの画面越しのみ、マジで「そこにいる」訳ですから。
勿論キャラの方も「移動」しますから、
プレイヤー「どこかなーどこかなー?XXちゃん(キャラの名前)どこー?」
プレイヤー、ARカードが置かれた部屋で3DSをキョロキョロ。
XXちゃん「おーい!ここだよー!あ!やばいこっち向く!逃げろ―★」
みたいな。
端からみたらゲーム持った人間がなんか一人で暴れ回ってる訳ですから、まぁプレイは屋内、しかも外から中が見えない状況に限られるでしょうけど。

 システム的にはそうですね、「掛けると幽霊の見えるメガネ」みたいなのを想像していただけると良いと思います。幽霊は見えない。そこにいるのか分からない。だからそのメガネを掛けてみる。すると幽霊がいた。目の前に。みたいな。だから将来的には、カメラのついたメガネ(ゴーグル)に3DSを接続させる形も良いでしょう。内側はレンズじゃなくて液晶。目ぇ悪くなるわ!あーじゃぁダメかなソレは。

 また、「大体こういう形のものが写ったら、それ椅子だから」みたいなことを3DSに覚えさせとけば、「キャラが椅子に座る」「物陰に隠れちゃう」「ベットに寝そべる」みたいなアクションをさせることも理論上可能でしょう。いいじゃん間違えて空気椅子に座ってても。冷蔵庫に寝転がろうとしてても。
よし、大体こんなモンですかね。

・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
ええ。
わかってますよ。
似たようなゲーム、既にあるって言いたいんでしょ?

 一応言っときますがこれは、僕の通ってる専門学校で一昨年行われたゲームセミナーで、「ARカードを使ったゲームを考えてみよう」というお題を出されたときに提出したものです。当時は、両方とも、出ていませんでした。企画段階としては既に存在していたかも知れませんが、仮にそうだとしても学生の僕にそれを知る由はありません。だからですね、「カブってる」だけなんですって!いやマジで(汗)。
 全く同じものが出る前に、発表しときたかったんですよ。大体からしてさっきのメガネの話もですね、「完成前の建物を実物大3D映像として、まるで目の前に建っているようにみせる」みたいな技術として専門学校入る前から考えてましたし、土台は2年以上前から頭の中にありましたから。ていうかですよ?なんでこの記事書いたかっていうとね?

 ゲームセミナーで提出したゲーム企画、アレ僕の記憶が正しければ採点されて返却されるハズなのに、未だに音沙汰ないからですよ。
記憶違いならいいけどさ・・・・・・・・・。

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